福士蒼汰さん主演のDIVERが最終回を迎えました。
オリンピック枠だったのでしょう。最初から全5話ということで見ていました。
全体的に間延びしなくて面白かったです。
これで10話ぐらいのボリュームだったら、D班各自のストーリーが増えるぐらいで、コアになっているストーリーは肉厚にならず、ダラダラ感がでていたかもしれません。
下記ネタバレ含みますのでご注意ください。
DIVER最終回について(ネタバレあり)
黒幕は誰?
阿久津洋子(りょう)
第4話では、警視庁から来た遠藤(小市慢太郎)が黒幕のような雰囲気でした。
遠藤は、岡本(寺脇)を潜入捜査の際に、応援を送り込まず見殺しにはしましたが、その理由が「阿久津」の昇進を邪魔するだけのこと。
阿久津は、遠藤を権力の腐敗の象徴として、テロに見せかけて殺害しようとしていました。
遠藤(小市)の殺害は、失敗に終わりましたが、阿久津の指示した証拠はありません。
兵庫県警での実績が認められてか、阿久津は警視庁に返り咲きます。恐らく出世の道が開かれたようです。
悪は遠藤(小市)ですが、この物語の黒幕は阿久津でしょう。正義という名目で、裏で仕組んで遠藤を殺害しようとしていたわけですから。
佐根村将(野村周平)
阿久津(りょう)と組んでテロに見せかける動きをしていました。最終回の前半で出番が少ないので、こういうことなのかな?というのは視聴者は予測できたと思います。
目的は、潜入捜査していた岡本を見殺しにした遠藤に対しての復讐でした。
佐根村というのは偽名で、岡本が本名です。つまり、潜入捜査で亡くなった岡本は、将の父親でした。
主人公の黒沢のバディだったわけですから、彼が裏で工作していたということは、視聴者を驚かせる最大のポイントだったと思います。
黒沢兵悟(福士蒼汰)はどうなった?
岡本(寺脇)と潜入捜査していた際、最後に岡本を銃で撃ったのは自分(福士蒼汰)のような演出が続きましたが、これは岡本が自分で自分を撃ったというのが真実でした。
岡本(寺脇)の最後に黒沢の耳元で言った言葉は、
「生きろ、そして、これからも悪を討て」というものでした。
黒沢は、この言葉を忠実に実行していたわけですね。
黒沢がいち早く佐根村が工作していることに気付き、遠藤の殺害を阻止しました。
最後に、夜の港で阿久津(りょう)と対峙した際、黒沢は阿久津の思惑をレコーダーに録音していました。
黒沢は阿久津に撃たれてレコーダー諸共、海に落ちました。
黒沢は本当にレコーダーで録音していたのか?ダミーだったのか?
阿久津(りょう)は本当に黒沢を撃ったのか?黒沢が自分で海に落ちたのか?
これはわからなかったです。
最後のシーンで黒沢は佐根村将と元気に走っていました。まだ、悪を討つということを続けているようです。
D班は阿久津がいなくなって壊滅したのか?伊達(安藤政信)が引き継いだのか?
これも詳細はわかりませんでした。
その他の方は?
・正名僕蔵さんを筆頭とした兵庫県警の刑事さんは、最後までパッとしませんでした。何もD班に絡んでこなかったし、最終回のストーリーでも絡みなしでした。
・片瀬那奈さんは、最後どうなったかわかりませんが、黒沢と佐根村、伊達も健在だったので、彼らのサポートを続けているでしょう。元々、医者なので本業できますし。
・浜名謙太さん(コンピューター担当)も、わかりませんが、きっとD班?のサポートを続けてきるでしょう。詳細はわかりません。
感想として
最後に、黒沢(福士蒼汰)が海に落ちた際は、主人公が生きているか、死んでいるか、視聴者で考えて下さい!のパターンかと思いましたが、きちんと生きていました。
この点は、明解でよかったです。
原作は見ていませんが、だいぶ変更していると聞きました。その点では、原作を知っている方も楽しめたのではないでしょうか?
1話がマトリックスのような演出があったので、アクションが熱いのかと思いましたが、それ以降は、そこまで突出してアクションが凄いという印象はありませんでした。確かに、殴る蹴るの派手さはありましたが。
4~5話の終盤は特に見応えがあり面白かったですね。
全5話ぐらいのドラマは、ギュッと縮めると1本の映画ぐらいで納まりそうです。
奇麗に完結しているので続編はないかもしれませんが、スペシャルドラマなどで復活すれば面白いのに、というドラマです。
ネットでの感想を紹介
また素行不良で失踪したのかな・・?
あと一番人が良さそうなのが黒幕とか
誰もこの展開読めなかっただろ
ドラマだな
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