『相棒19』第15話は、Uber Eatsの危険性を危惧しているような内容でした。
勿論、Uber Eats という名称は使用しておらず、『デリ太郎』という名称でした。
なぜ、デリバリーを危惧しているのか?
今回の犯人は、デリバリーを次のように利用しました。
●仕組みをアリバイに利用した。
⇒別のスマホ(アカウント)で、タイミングよく自分をデリバリーさせることでアリバイを作った。
●デリバリーの服装・格好だと怪しまれることなくマンション内に侵入できる。
●大きなバッグを担いでいるため、怪しまれず荷物を運ぶことができる
勿論、成りすましは昔から犯罪の常套手段です。
警察官、宅配会社、ガス会社、電気会社等々、服装を変えるのは昔からよくある手口で、今回の『デリ太郎』が特別ということではありません。
しかし、Uber Eatsはもはや生活に馴染んでいるといっても過言ではありません。
これらのデリバリーの仕組みは個人事業のような者で、責任はデリバリーをする人がもちます。
従来、日本は『屋号』を信頼する傾向が強く、物流では『ヤマト、佐川さんだから安心だ』といった責任の所在がどこにあるのかを気にする傾向がありました。
指導、教育、管理が組織的に徹底されているという安心感です。
『食』に関わるものを知らない人に託すのは危険だという考えもあったのに、Eber Eatsのような仕組みで考え方が変わりました。
そういう仕組みなので、こういうことに利用されることもあるよね?という注意喚起にはなったのかもしれません。
※UberEatsは、多くの雇用を生んでいますし、外出できない方も多いので、理にかなった仕組みだと思っています。決して否定はしているわけではありません。
また、単に昨今のトレンドを脚本に入れたかっただけだとも思われます。
相棒はトレンドを脚本に取り入れるのが上手いです。
『バーチャル世界』だったり『追加の給付金詐欺』だったり、アプローチがタイムリーだと思うことがあります。
今回の感想としては、これだけ良いマンションならどこかの防犯カメラに写ってないのか?と疑問に思いましたし、犯人も最初にこいつだ!と思った人が、捻りなく犯人だったので物足りなさはありました。
※防犯カメラの件は、何か理由があったのかもしれません。見逃していたらすみません。
しかし、さすが相棒です。
視聴率は圧倒的です。
『相棒19』視聴率推移
初 回:17・9%
第2話:16・4%
第3話:16・3%
第4話:14・9%
第5話:13・8%
第6話:14・1%
第7話:12・3%
第8話:12・7%
第9話:13・8%
第10話:12・8%
第11話(元日スペシャル):16・1%
第12話:14・1%
第13話:14・7%
第14話:15・2%
『相棒19』15話のネットの感想は?
とりあえずUber Eats(劇中ではデリ太郎)を使ったトリックをやってみたかった、というだけの話だったw
警察関係除いて
反町になってから1回も出てないよね?
そろそろ登場してほしいんだけど。
いっそ相原と陣川を引き合わせてそこに青木を投入
被害者の人、いくら慌てて帰ってきても習慣で入口のカギぐらい閉めるでしょ
あと税務調査はガサ入れと違って夜中に入る事はない
事前連絡して顧問の税理士や会計士も立ち会うから
ヤバい帳簿があってもある程度は打ち合わせ可能
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