竹野内豊「イチケイのカラス」の第一話での『昔話の浦島太郎の乙姫をどう裁く?罪状は?』という質問は面白いと思いました。
乙姫って結構酷いよな~と子供の頃、思ったことがありましたが深く考えたことはありませんでした。
この話で伝えたかったことが物語の重要な事なんだと思います。
まず、第一話の最初の方で、入間みちお(竹野内 豊)は坂間千鶴(黒木 華)の会話の抜粋です。
入間「浦島太郎の乙姫をどう裁く?罪状は?」
坂間「詐欺罪⇒竜宮城に連れて行ったこと、危険物⇒玉手箱、殺人未遂も視野に⇒煙の量を間違えたら死ぬかも」
入間「決められないな~なぜ乙姫は玉手箱を手渡したのか?それ知ってからじゃないと」
そして、第一話の最後で、間千鶴(黒木 華)は入間みちお(竹野内 豊)に違う意見を話します。
内容は、室町時代の御伽草子の後日談です。つまり浦島太郎がお爺さんになった続きです。
お爺さんになった浦島太郎は鶴に姿を変えたそうです。
そこで浦島太郎は玉手箱を渡された真意を理解します。
竜宮城と地上とでは時間の流れが違います。
本来ならば浦島太郎は、死ぬはずだったわけです。
しかし、乙姫のおかげで、1000年の寿命をもつ鶴に生まれ変わった。
そして、亀に姿を変えた乙姫が現れ、二人は再開し永遠に結ばれた。
真実を知ることで、被告が前を向いて進める。
乙姫は、浦島太郎と幸せになるために玉手箱を渡したんですね。
いい話じゃないですかー!!
あれ?浦島太郎と乙姫はお互い惹かれ合っていたんでしたっけ?
乙姫は何で亀になって再開したの?鶴でいいじゃない?もともと亀なの?
亀は万年、鶴は千年というから、永遠ではないよね。
ツッコミどころはありますが、お伽話なので細かいことは抜きにしましょう。
入間(竹野内豊)は、話を聞いたうえでないと正しい判決はできない、
ドラマの冒頭のセリフ『話を聞いて聞いて聞きまくって、悩んで悩んで悩みぬいて、一番いい答えを決めること』ということを伝えたかったわけです。
ドラマの初回視聴率13.9%と高スタートです。
内容はツッコミどころも多かったです。
確かに木村拓哉さんのヒーローと類似するという意見は多いです。
『型破りのクセ者×堅物のエリート』『学歴なし』『通販⇒ふるさと納税』等々
しかし、裁判官というアプローチと飄々とした竹野内豊のキャラクターは別の面白さがあります。
裁判官もノルマに追われて大変だなと思いました。
法律の勉強になるとも思いましたし、ふるさと納税に興味をもちました。
本筋のストーリーも面白そうですし、間違いなく最終回まで視聴します。
【公式サイト】
https://www.fujitv.co.jp/ichikei/
【キャスト】
- 入間みちお:竹野内 豊
- 坂間千鶴:黒木 華
- 石倉文太:新田 真剣佑
- 浜谷澪:桜井 ユキ
- 一ノ瀬糸子:水谷 果穂
- 川添博司:中村 梅雀
- 日高亜紀:草刈 民代
- 駒沢義男:小日向 文世
- 裁判傍聴マニア:チョコプラ
「イチケイのカラス」第一話のネットでの感想は?
助けてる様子は見てると思うんだがなぁw
女の子の母親もだめだよな
娘助けてもらったのに 自殺と嘘の証言
しちゃってさ
母親の動機が弱いよな
自分の行ってる会社がどうなろうと知ったこっちゃないだろうに
それよりも娘が難病で名医に手術してもらえるとかの理由ならまだ納得できたかもしれん
HEROみたいにおふざけ7、真面目3くらいが丁度いい
(検証)
第128条
裁判所は、事実発見のため必要があるときは、検証することができる。
(職権証拠調べ)
第298条
2.裁判所は、必要と認めるときは、職権で証拠調をすることができる。
検証・証拠調べはOK
捜査・調査は×?
どこが違うんだ?
新社会人の息子さんは前途多難だな
示談になるかと思った
受けられるからHEROでも検事になれてるじゃん(笑)
忙しいから仕方ないけど
全く問題ないよ。
良いドラマはじまったじゃん
黒木華の方言なんかめっちゃハマるw
ええ話しやないか
中卒の元弁護士が検事→ 判事
通販が趣味→ ふるさと納税
設定もヒーローそのまんま(^^)
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