男磨き部IMPROVEとしましては、ビジネスでも活躍していて欲しいと願います。
うまくいく時ばかりではなく、失敗、落ち込むとき、人知れず涙がこぼれる時はあるはずです。
むしろ回数では、気持ちが落ちる時の方が多いかもしれません。しかし、成功した時の感動は回数では比較できないもののはずです。
ビジネスで煮詰まったり、どこ進むべきは戦略が煮詰まった方へ、筆者が好きなマーケティング理論、戦略をご紹介させて頂きます。聞いたことはあるでしょうし、知識がある方は多いと思いますが、再度、改めて参考にしてみても面白いかもしれません。
マーケティング理論・戦略のいろいろ
マーケティング理論や戦略はさまざま耳にします。たくさんのビジネス書やセミナーがありますから必要に応じて気になった本を手にとらえている方が多いと思います。
そもそも理論や戦略なんで勉強しなくていい!という感性でビジネスされる方もいらっしゃると思いますが、別にそれでよいのではないかと思います。
その場の感性、状況判断、先見性、決断力、実行力、リーダーシップを発揮してビジネスが継続的に売上も利益もあがっていれば、それで間違いないのだと思います。
おそらく、それはマーケティング理論の理にかなったアクションなんだと思います。現状、これからを理論的に分析して考えてみよう、という人はさまざまな理論から物事を見てみればよいのかと筆者は思います。
例でいくつかあげますと次のようなマーケティング理論や戦略があります。ご存知の方は多いかと思います。
- フリーミアム戦略
- ニッチマーケティング
- ランチェスター戦略
- 孫子の兵法
- バリューポジション戦略
- ブルーオーシャン戦略 等々
筆者は、特にブルーオーシャンが好みです。理由はネーミングがいい!さわやか!だからです。
マーケティング理論は、入口やアプローチの仕方が違っても、根底では同じなんだ、という先生方もいらっしゃいますが、その通りなのかもしれません。
次に筆者が好きなブルーオーシャンの事例をご紹介させて頂きます。
ブルーオーシャン戦略とは
ブルーオーシャンとは、競争相手のいない未開拓の市場、これから市場に広がりや見込みがある市場のことです。
新たな市場の開拓や顧客の発掘は、その後の長期的な売上と利益を得るための重要な戦略です。
そのため多くの企業は、新商品(製品)・サービスを開発、市場へ投入する際に、競合企業が進出していない市場空間や顧客をターゲティングする戦略を模索します。
逆の競争相手が多く、開拓されつくしたような市場はレッドオーシャンと言われます。
ブルーオーシャン関連の書籍もたくさんありますが、博士やコンサルティングになるわけでなければ、同僚に鼻高くして蘊蓄(うんちく)を語ることが語句的でなければ、単語や定義は重要ではなく、どのように応用できるかが重要だと考えます。
そこで、筆者がすきな事例をご紹介させて頂きます。
好きなブルーオーシャン戦略の事例
このようなお話をご存知でしょうか?
『キシリトールと歯医者さんの話』です。
キシリトールは虫歯予防に良い食材です。特に北欧で人気だったキシリトールを日本で広めるにはどうしたらいいか?
概略ではありますが、広がるまでの概要は次の通りです。ダラダラ文章で書くよりわかりやすいかと思います。
- キシリトールを日本に広普及させたい!
- 広告やPRにインフルエンサーが必要だ。
- インフルエンサーには歯のプロである歯医者さんがふさわしい。
- 歯医者さんにお願いに行こう!
- 歯医者さん→虫歯があってこその商売!協力できない。
- 営業マン→確かにその通りだ。虫歯を治してこその歯医者さん。歯医者さんのビジネスとは敵対関係にある。
- 営業マンの状況分析→虫歯になる人、虫歯の人は、10分の1と言われている。
- 営業マンのヒラメキ→『今は歯医者さんは歯の治療を目的としている』これからの歯医者さんは『予防歯科をメインとするべきだ!』
- 営業マンの提案→10分の1の市場が、残りの10分の9も潜在顧客として見込める。歯医者は予防歯科であるべきです!
- 歯医者さん→概ね納得!腰を上げて協力するに至った。
10分の9の潜在顧客。ここにブルーオーシャンがあったという例です。恐らく歯医者さんでも予防歯科を普及させたいという思いは潜在的にあったのだと思いますが、なかなか普及しない、できない、というジレンマがあったのかもしれません。
そこで営業マンの提案である予防歯科の普及、潜在顧客の獲得ということが、現状の問題点解決のため心に響いたものと考えます。
まさにwin‐winの提案だったのです。
まとめ・最後に
筆者がこの事例が好きな理由は、数字と背景がわかりやいからです。そして、羨ましかった。このような製品を世の中に広げることができるのは、ビジネスマン日和に尽きると思いませんか?
ビジネスに煮詰まったときに今一度考えて欲しいことは、発想の転換です。今のターゲットとしている顧客や市場を、逆の発想でアプローチしてみてはいかがでしょう。
逆の発想だけではなく、様々な角度からアプローチしてみてはいかがでしょう?もしくは、ビジネスの上流と下流を見てみてはいかがでしょう?
さらには、競合の目線から自分のビジネスを改めて見てみてはいかがでしょう?
もしかしますと、そこにたくさんの潜在顧客が眠っているかもしれません。大きなブルーオーシャンが広がっているかもしれません。
マーケティング理論や戦略は、これがいい、これが間違いない、という万能なものはありえません。
その時、その状況、その時代、その環境の応じた理論や戦略がきっとあります。知識としてどしまっておいて、必要な時に選択して取り出せることができれば、きっとこれからのビジネスに役立つと考えます。
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